カパラパティプラーナヤーマの解説

カパラバティプラーナヤーマの意味

カパラ(Kapal)= 頭蓋とか前頭という意味

バティ(bhati)= 光る、輝きという意味

これを二つつなげて直訳すると、「光る頭蓋骨」という意味になります。

このカパラバティの効果は、本当にそのような感覚となります。
グルグル考えていた思考が止まり、意識が冴えわたった状態になっていきます。

カパラバティプラーナヤーマの効果

姿勢を正して、おなかを凹ませて鼻から息を吸い、鼻から一気に息を吐きます。

初めはゆっくりとやり、慣れてくると、少しテンポよくやります。

普段の呼吸より早くなり、 たくさんの酸素を取り入れて、お腹もしっかりと動かすので、一気に血流が良くなります。

思考や記憶を司っている大脳新皮質の働きが収まり、集中力や直感をつかさどる前頭前野の働きが強まります。

結果、グルグル回っていた思考が静かになっていき、すごく冴えわたった意識状態になるのです。

おなかをボンボン動かしますので、腹筋や横隔膜のトレーニングにもなりますし、消化器系も刺激されます。

空気をいっぱい出し入れしていきますので、肺の浄化法でもあり、鼻腔も浄化していく、パワフルな浄化呼吸法。

肺の浄化、脳の浄化、思考や感情の浄化と、鼻の管も耳管も正常にしていきます。

鼻が詰まっていたら、私は、鼻の脇や耳の周りをマッサージして、耳管を開けたり、スクワットしたり、体をガッと動かす太陽礼拝をしたりして交感神経をアップさせ、鼻が通ってきてからやっています。鼻が片方ブロックされている状態では良い効果が出ませんので、注意しておいてください。

鼻が詰まる方は、ネティポットがおすすめ

余談ですが、鼻炎とか、鼻がよく詰まるという方は、ネイティポットという、塩水のぬるま湯で鼻うがいをするやり方があります。

急須みたいなものを使い、口を開けて、口で息をしながら、首を傾けて片方の鼻から水を入れたら、反対の鼻から出します。

終わって放っておくと鼻にいっぱい水がたまっているので、チャイルドポーズか、もしくは立って足首を持って頭をダラ~ンと垂らすと、1分くらいすると、本当にビックリするくらい、ダバ~ッと鼻から水が出てきます。
洗浄後はちゃんと頭から水を抜いていくことは大事ですので忘れずに。
毎朝ちょこちょこやることをお勧めいたします。

ちなみに私は、口から水を含んで舌でグイッと上げて、片鼻を閉じて片鼻から出すのも好きですが、これはちょっと難しいです。

このように鼻腔をきれいにしてからカパラバティをすると、さらに頭がピカ~ンと光ってきますよ!

カパラバティプラーナヤーマのやり方

姿勢を正して、おなかをグッと凹ませて、一気に鼻からフッと吐きます。

腹式呼吸はおなかが凹みますが、これを一気に集中してフッっと吐きます。

腹筋を使ってギュッと集中して吐くと、横隔膜がポンと上がります。

ポンプでシュポシュポしているみたいに。

吸うときはフワッと緩めて、お腹が出ます。

ゆっくりで良いので、鼻で一気に吐きましょう。

肩とかに力が入っていると、前後に頭が揺れるので、頭が揺れていたら、肩や首に力が入っているのだと思って、ほぐしてからやってみてください。

胸郭を持ち上げて、肩と肩甲骨はリラックス、お腹をポンポン動かして。

もちろん、胸も動きますが、あまり胸には意識は置きません。

初めはゆっくりやってみましょう。

フッと吐き切る。そしてフワ~ッとお腹をゆるめると息が自然に吸えます。

顔は優しく微笑みをうかべます。

体はリラックスして。

妊婦さんは、10回くらいやったら休憩してまた10回と、

2~3セットくらいならOKです。

心臓病とか高血圧の人は止めておきましょう。

おなかがいっぱいのときは良くないので、朝起きてすぐか、昼、夕食前が良いです。

自分の好きな自分になっていこう!

きっとヨギーのみなさんは、
「今の私、すごい好きっ」という時があると思います。

でも、最近、そういう時が少ないな、という方も少なくないかもしれません。

赤ちゃんを思い出してみてください。

赤ちゃんはいつもニコニコしていて、
「これが欲しい!」「もっと愛してほしい!」と笑顔で自信たっぷりですね。

そう、私たちは、もともと自分のことがとーっても大好きでした。

でも、育っていく中で、
親や周りの大人の期待から、優等生の顔を作ったり、
反抗期になりちょっと拗ねた自分が出てきて、クールな顔を作ってみたりして、
自分を守るために、色々な顔を作ってきました。

10代、20代の頃は、
そうやって色んな自分に出会っていくことが経験だったのでそれで良いのですが、

皆さん、今は何歳ですか?
そろそろ、本当に自分らしい自分になることで、
楽になっていってもいいはず!!ですね!

5〜10年前頃の私は、
小さい子どもを育て、チャクラワークを色んな所に行ってお伝えして、
一人で自立していて強い、泣き言なんて言わない自分が、
自分で居心地が良いと思っていました。
確かにそれが心地よかったです。

でも今、ふと気付いたら、心地良い自分、というのが変わっていることに気付きました。

人に甘えたり、女性らしさを出したりするのはちょっと前までは本当に苦手だったのですが、
女性らしさや甘えを出している自分に対して、
あ、以外にこんなわたし好きだな~、すごく楽だな~、心地良いな~と気付きました。

私たちの幸せを決めるのは、今まさに感じている心であり、感覚や感情です。

そう、私たちの幸せは、私たちが何を感じて、何を思っているかで決まります。

楽しいな~、気持ち良いな~、と心や身体が感じていると、私達はそれだけで幸せなんです。

さっき話したように、私はちょっと前までは、
理想を掲げてそこに向かっている自分が強くて、心震えて、エクスタシーだと思っていましたが、
今は、少しずつそうやって頑張る自分も手放して、
もっと楽に、居るときが、幸せだな~って感じるようになりました。

例えば、こうやって人前でお話しているときも、
皆さんの愛の泉の中でヌクヌクと気を許しながら、のんびりと話しているイメージでお話させていただいている方が、私は心地良いんだなと気付いたのです。

それが今のわたしは幸せなのだ~と気付きました。
そうやって、
幸せ~、気持ち良いな~って思える心の状態で、いつもどんな時も、一人でいるときも、そんな風にいたらそれで幸せなのだ〜と。

私は、今何を感じているのか。
心もそうだし、体もそうだし、
今日という日を、「私は、どんなことをしているときに自分のことが好きなのかな~」って、
感じながら過ごしてみてください。

どんなときに、自分の心が、感情が、嬉しいな~、幸せだな~って思っているのか、
誰といるとき、
何をしているとき、
この場所に行くとすごく心地が良くて自分らしくなれるとか。

ぜひ、自分の身体の感覚と感情と向き合っていただいて、
少しずつ自分の作った仮面を外しながら、一人の時間も大切にして
幸せな毎日を積み重ねていきましょう。

ナーデーショーダナ・プラーナヤーマの解説

プラナヤーマの基礎は、腹式呼吸と胸式呼吸と完全呼吸ですが、
ナーディ・ショーダナはその次にすごく大切なプラナヤーマです。

ナーディとは

ナーディとは、プラーナの流れ道のことです。
プラーナと同じく、微細体のもので、イメージして作り出していくものです。

スシュムナーとは

会陰験中心の第1チャクラから、頭頂の第7チャクラを結ぶ、
身体を貫く中心脈管「スシュムナー」が、一番大切なプラーナが多く流れる重要なナーディです。
そのスシュムナーに7つのチャクラが並んでいます。
というように、 スシュムナーとは身体を貫く中心脈管のことです。

イダー、ピンガラとは

そして、次に大切なナーディが、そのスシュムナーの左右を挟むようにある、イダーとピンガラナーディです。

背骨の左側、左半身を通っているナーディがイダーナーディで、
右半身、背骨の右側を通っているナーディがピンガラナーディです。

イダーとピンガラの場所は、
いろいろな説が言われていて自由ですが、
チャクラワーク協会では、第2チャクラの領域カンダと言われる下丹田から
第6チャクラのアジュナチャクラまであるとイメージしています。

私たちの身体は左右あって、手足、目も耳も鼻の穴も脳も肺も左右にあります。

実際の粗大身である肉体の左右バランスをとっていくと、
微細体のバランスも整えていく効果があり、心がとっても落ち着いていきます。
最終的には自分の持つ両極、二元を整えていくという大きな目的があります。

ナーデーショーダナ・プラーナヤーマとは

指を使って鼻の穴を片方ずつ閉じながら片鼻で呼吸していくので、片鼻呼吸法とも言います。
左右の二元、陰陽を整えるので、太陽と月の呼吸法とも言います。

右が太陽、男性性、拡張。
左が月、女性性、収縮、と意図して片鼻ずつ腹式呼吸でおこないます。

片鼻を閉じて、しかもゆっくり。呼吸をコントロールしながら、
焦ってきたり、ほかのことを考えたりすることもありますが、
意識は今、ここに止めようと集中します。

背骨の左を通って息を吸っている。カンダ(下丹田)にプラーナが集まった、
カンダから背骨の右側を通って吐いている、というように、
しっかりとプラーナの流れ道に意識を集中させながらやっていくことで、
集中力、意思の力も強めていきます。

ナーディーショーダナプラーナヤーマの効果

鼻で呼吸することで、ストレスに強い心を作っていき、
気管支や循環器系を高めてくれます。

微細体の効果は、
左と右、女性性と男性性など、陰陽のバランスが整っていくことで、
中心の脈管、スシュムナーにエネルギーが集まり立ち上がってきてきます。

ハタヨガの目的は、この中心脈管スシュムナーにプラーナを入れたいのですから!

どちらかが強まっていたり弱まっていたりすると、スシュムナーは現れません。

左右のバランスが整い、スシュムナーが現れてくることで、
私たちは初めて瞑想に入っていくことができます。

ナーディーショーダナ・プラーナヤーマのやり方

右手の人差し指と中指は使わず、親指と薬指で両鼻をつまみます。
小指は、ピーンとせずに、薬指に軽く当てておきます。

ギューッとしたり、鼻をクイーンっとしたりせずに、
フワッと、鼻のふくらみ部分を指でフッと鼻を閉じます。

途中、疲れてきたら左の手に換えても良いですし、
左の手で右肘を支えても良いです。

今日は、クンバカ、息を止める技法は入れずの技法をお伝えします。

ずっと腹式呼吸でおこない、殆どの場合左からスタートします。
(たまに、朝に体を温めるために右からスタートして右から終わることもあります)

基本は左の鼻の穴から始まって、カンダにプラーナを集めて、右の鼻の穴から吐く。右の鼻の穴から吸ってカンダに集めて、左の鼻の穴から吐く。
これを何往復もして、最後は左の鼻の穴から吐いて終わります。

吸うのは1、吐くのは2倍の時間をかけて、1:2の割合で呼吸していきます。

まずは指を離して、両鼻から吐きます。
親指で右の鼻を閉じて、左から吸います。
背骨の左側を通って、カンダ(おなかの中の黄金色の壺)にプラーナが集まります。
薬指で左の鼻を閉じて、両鼻を閉じます。
自然な息の止まりを味わってから、
親指を離して、右から吐きます。
右から吸って脳にフッと当たって、背骨の右側を通って、カンダ、指を入れ替えて、左の鼻から出して吐き切る。

プラーナの流れを感じてください。
プラーナの流れ道を内観してください。

終わったら目を閉じて、感じましょう。

自律神経は自分でコントールすることが難しいと言われていますが、
呼吸をゆっくり、しかも片鼻ずつ腹式呼吸でやっていくことで、
血圧を下げたり、心拍をゆっくりになっていき、
少しずつ自律神経も整い、心が整って落ち着いていきます。

そのようにすると無意識の領域まで、わたしたちは少しずつ介入することができます。

そういう風に、心も自分で制御していくことが出来、
空(くう)、空っぽというものを、理屈ではなく体験として知ることができます。

プラーナーヤーマで、サットヴァな人生を送ろう!(ハー呼吸、腹式呼吸、胸式呼吸、完全呼吸法のやり方)

プラーナーヤーマとは?


プラーナ・・・宇宙に拡がるエネルギー
人の身体と魂、宇宙の全てを構成している要素であり 生命力そのもの
日本語で言うと、プラーナとは「氣」と相当するかと思います。

アーヤーマ・・・静止する・伸ばす・広げる・ コントロールする

繋げて、プラーナーヤーマ (プラナヤマやプラナヤーマと同語)

呼吸の制御、そしてプラーナのコントロールの技法です。
直訳は呼吸法なのですが、どちらかというと、瞑想に入っていくための意識操作という方が近いです。

呼吸は、意識していないときでもオートマティックにしてくれていて、
この呼吸が出来なくなると、私たちは即座に死んでしまうという、すごく大切な機能。

ヨガは、この呼吸と共に身体を動かしながら、自分に意識を向けていくということで、
それだけで自分の人生が変わって行くものです。

ヨガをするにあたって、まず大切なことは、
やみくもにアーサナ、いろんなポーズにチャレンジのではなく、
日々の呼吸を意識し、その呼吸がサットヴァな状態かな、ということを意識することが大切です。
それが習慣になると人生は大きく変容しています。

サットヴァとは?

サットヴァとは、人の持つ三つの質(サットヴァ/ ラジャス / タマス)の一つで、清浄で純粋無垢という質のことであり、
人の持つ善き面のことを指します。

サットヴァとは、正常で無垢で純粋な状態。
ラジャスは、少し活動的な状態で、わかりやすく言うと、少し興奮しているような状態。
タマスは、二日酔いで朝起きたらタマスってる、とわたしはよく思うんですけど、
重い、ダラ~ンとした暗い状態。

私たちの内側のエネルギーやこの宇宙の中で、この三点が揺らいで現象が起こっています。

もちろん生きている間、ずっと正常で純粋で無垢というわけにはいきません。
激しく走ったら息も荒くなるし興奮して、ラジャス。
夜は、眠くなって重~い、ダラダラゴロゴロするタマス。
そのおかげでゆっくりと寝ていくことができます。
そのように全部が存在していることはとても大切です。

ですが、私たちがヨガのプラクティスをしていく時は、
アサナのポーズ、この呼吸は自分にとって良いものなのかなと見る目安として、
エネルギーがサットヴァな状態かどうかというのを見る大切な基準です。

今日お伝えする、腹式呼吸と胸式呼吸と完全呼吸をする時は、とても大切な基準です。覚えておいてくださいね。

これらの呼吸法はとても体に良いですが、
頑張って気合を入れてやりすぎると、
サットヴァではなくなって、ラジャスな状態になっていきます。

常に自分が純粋で心地よく快適で、
意識がフワ~ッと泡のように少し軽く上昇し、
あ~、気持ちがいいな~、何てすがすがしいんだろう、という状態だったら、
今私はちゃんとサットヴァな状態でプラクティスできているからバッチリなんだな、という風に確認することが出来ます。

今日は、ハ〜呼吸、腹式呼吸、胸式呼吸と完全呼吸のやり方を説明します

その時大切なことは、自分が気持ちよくて正常で爽やかで、
でも頑張りすぎてしすぎて心臓がドキドキしている状態じゃなくて、
穏やかだけれどもフワッと軽い状態であるかどうかを見極めてください。
これが、サットヴァなのかな、という風につかむことが出来るかもしれません。
そのサットヴァな状態を自分の中で見つけていきましょう。

ハー呼吸のやり方

鼻から吸って、口を開いて、ハ~。
声は、ため息のような小さな声を、ラクにありのまま出してみてください。
まずはフレッシュな酸素を鼻から吸い込んでいきます。
鼻から吸うことで、いらないものをろ過して温めて、脳にク~ンと呼吸の振動をあてます。

吸うときは、できるだけ必ず鼻呼吸しましょう。
吐くときは、指1本、もしくは指2本入るくらいパ~ッと口を開いて、ハ~ッ。
喉の奥のほうを緩めて、ちょっと体を前に倒します。
また、鼻から吸って少~し背筋が伸びて。

これを繰り返しましょう。

今の自分の状態を感じてみましょう。
身体のどの辺が凝っているのか、この辺がタマスちょっと重いなとか、
お、頭の中が騒がしいぞ、興奮しているぞ、ラジャス、とかに気づいて呼吸で吐き出していきましょう。
今、自分がギュッと持っているものを全部手放して。

ハタヨーガでは、
酸素や二酸化炭素のガス交換だけではなくて、プラーナをイメージすることを大切にします。
宇宙から降ってくるプラーナ、光のシャワーみたいなものをイメージします。
太陽から降り注いでくる光のシャワーをイメージするのもわかりやすいと思います。

それが、呼吸と共に鼻から入ってくる。
そして、古いものを口を開いて、ハ~っと吐き出す。
吸って、プ~ンと膨らんだ下腹部(下丹田)に光のボールが膨らむ。
少しにぎやかなラジャスなエネルギー、重いタマスのエネルギーを、
フ~ッと吐いていきます。
目を閉じて、ご自身の呼吸の音を聴きながら。
これを丁寧に10呼吸ほどするだけで、
自分がずいぶんとサットヴァなエネルギー状態になっていくでしょう。

難しく考えないように。
プラーナ、光の粒、光のシャワーをイメージして、
自分の中に宇宙の純粋なエネルギーを取り入れて、
自分に不必要になったものを全部吐き切っていきます。

あと3呼吸していきましょう。
口から吐いたほうが、体がリラックスして吐けます。
頭の中で考えていることも、今ここで全部吐き出していきましょう。
思考は、サットヴァな状態から引き離してしまいます。

では、口を軽く閉じて、鼻から吸って、鼻から吐いてきましょう。
顔は、優しくほほ笑んでみましょう。

自分の中心線を見つけていきます。
女性は膣の入り口、男性は会陰、肛門のだいぶ前のほうから頭のてっぺんを結ぶ線が、
自分の中心線です。
体を左右前後に動かして、ピタッと重心が来る中心線です。

ーー

腹式呼吸のやり方

もちろん、肺にまでしか呼吸は下りないですが、
肺が膨らんで横隔膜の下に行っておなかが前にグ~ッと広がります。
イメージで骨盤の底までプラーナを入れて、
股も、お尻もブ~ンって膨らむくらい、息を吸い込んでみてください。

そうやって、プラーナをイメージをすることで、
呼吸法ではなく、プラーナヤーマになります。

プラーナヤーマというのは、目に見えないプラーナをイメージしていき、光を全身に広げるイメージで行うと、
サットヴァな心の状態にさらに加速して持っていきます。

手をおなかに当てて吸って、気持ちよ~く内側から外側に広がる感覚。
吐いて、おなかをへこませて。
初めは、口をとがらせてフ~ッで良いです。
鼻でも良いですが、初めは口でフ~ッとやったほうがやりやすいです。
吸うときは鼻から自然に、あまり意識しすぎずフワ~ッと、
ボールが膨らむ、気持ちいい光が膨らむ感覚。

では、
吐ききるときに、ギュ~ッと骨盤底を締めていきましょう。
女性は膣をギュ~ッと締め上げていきます。
男性も、肛門と少し前をキュ~ッと締め上げて、上にグッと引き上げるような感じ。
そうすると、お腹も締まってコアの筋肉が締まっていきます。
できるだけ吐く息に集中しましょう。
吸うときはリラックスして、勝手にプラーナが上から降って来て、底まで膨らむ。
で、吐く。
これが腹式呼吸です。

お仕事をしていたり、料理を作っていたり、
日常は腹式呼吸を意識してください。
無理のない呼吸なんですね。
横隔膜は、使っていても疲れない筋肉です。
休息と回復をさせてくれます。
酸素、血流、そしてプラーナをいっぱい取り入れる事ができる。
長く深く吐けるので、内臓の機能も高めていきます。
食事のあとに気持ちよく腹式呼吸すると、消化も助けてくれます。
吐き切ったら、フワッと手を下ろしてポカ~ン、自然呼吸をしましょう。

ーー

胸式呼吸のやり方

太陽礼拝とか立ちポーズとか、
ちょっと眠い時に交感神経をアップしてシャキッとしたいとき、
何かを考える時、
集中していく瞑想の前には、胸式呼吸を少しやることはすごく良いです。

胸の下に左右の手のひらを当てて、肋骨の下部に手を当てます。
肘は横に広げます。

まず息を吐きましょう。

息を吸うときは、おなかも膣も締めたまま。
ちょっと肘を後ろにします。
お腹を締めて息を入れようとすると、どこに息が入るか。
胸ですね。
バケツのように胸が膨らむ。
終始、肩や首はリラックス。
口をとがらせて、口から吐く、フ~ッ。
身体の上から徐々に下へと息を抜いていくように、フ~ッと吐いていきましょう。
肘をちょっと前に移動して吐く。
吸うときは、肘をちょっと後ろにして、
おなかは締めたまま、膣も骨盤底も締めたまま。
気分をシャキッとさせてくれます。
胸腔、胸の空間を広げていくことができ、
5~10呼吸、胸式呼吸をすることでシャキッとします。

立ちポーズ、ヴィンヤサ、太陽礼拝のような動いたポーズをするときは、
コアの筋肉は締めて胸式呼吸をすることで体を傷めずに、
体に熱を起こしていきながら行えます。
ちょっとカッと身体が熱くなって、やる気が出ます。

正しい呼吸法を自分の中に叩き込んでいくことで、
免疫力が上がって、ストレスに強くなっていきます。

本当に呼吸は、ヨガの要というか、人生の要ですね。

ですが、正しい呼吸に振り回されすぎないことも大切。
やっぱり自分ファースト!

自分の心や自分の動作、自分の今の状態がファーストです。
呼吸で変にコントロールしてすべてを鎮静化するというわけではなく、
自分の自由自在の動きに呼吸が寄り添ってくれていくように。

完全呼吸のやり方


これこそがヨギック呼吸法とも言われます。

瞑想の前とか、朝夕おなかが減っている時にやってください。
3-10分間、集中して完全呼吸をしてから瞑想していくと、深い瞑想に入れます。

免疫力も高まり、酸素を含んだ血流もたくさん流れ込んできます。
血流の滞りが、肩凝り、頭痛、そしてそれらは大きな病気につながりますので、
酸素を含んだ血流を流していくことで予防されます。

心をしっかり呼吸に寄り添わせて、
サットヴァな状態でできているかどうかを確かめながら、
完全呼吸瞑想をぜひ、1日3-10分を朝晩2回やっていただけたらと思います。

息を吐き切ります。
お腹を締めて、膣も締めて吐き切る。

そして、ゆっくりと息を満たしていきます。
おなか、胸、鎖骨。
肺は、鎖骨の上まであって大きいです。
ハイの上部まで息を入れて、少し息を止めます。

では、上体の上から順番にフ~ッと吐いていく。
鎖骨、胸、おなか、骨盤底まで。

ちょっと体が前に倒れていってよいです。
吸うときは、フワ~ッとおなかが膨らむ。
そして、胸に上げていく。
そのときにちょっとだけ、胸式呼吸のように自然に膣を締める。
おなかを軽く締めながら、
息を肋骨下部まで上げてみてください。

練習してみましょう。

吐き切る、おなかが吸って膨らむ。
さらに吸いながら、ちょっとおなかが長~く伸びて、
おなかがへこみながら胸が膨らんで息が入って、
ちょっとあごを上げても良いので背骨が伸びて、
鎖骨のほうまで肺がパンパンに膨らんでいく。

そして、フ~ッと上から順番に息を吐いていく。
最後は、おなかと膣を締めて吐き切っていきます。
これが完全呼吸です。

頑張りすぎていないかな、緊張したり、熱くなりすぎたり、プルプルしていたり、
それは、サットヴァな状態から離れています。

この完全呼吸は、
自分を変えていきたいとき、エネルギー状態を変えて変容させていきたいとき、
無理なく気持ちいいところまで吐いて、フワッと吸っていく。

初めは呼吸は長すぎなくても良いです。
プラーナ、光をイメージすることが大切です。

慣れてきたら、鼻から吐いいきます。
吸うときは、ふわっと笑顔、
吸いすぎて頑張っていたらグッと力が入るので、
眉間を開いて、顔を溶かして口角を上げて気持ちよく吸って、
もし苦しくなってきたら、呼吸の間隔を短くしたりしてもいいです。

サットヴァなエネルギー状態、心の状態であるかどうかをチェックしながら。
終始、肩はスト~ンと落として、頭は真上に引き伸ばして、
お顔はリラックス、優しくほほ笑んでいます。

文章で書きましたが、みなさん分かるかな?!
朝ヨガチャクラワークでも実践沢山していきますので、是非↓にご参加くださいね!


masumi♥

Satvik Veena

キールタンとは

歌う瞑想、歌うヨガと言われるキールタン。

キールタンとは?

私たちにとっては、キールタンとは、人々同士がよりつながり、平和、幸せといったポジティブな気持ちや、生きる喜びを分かち合うための方法です。

キールタンを誰かと一緒に歌うことで、そんなミラクルな体験をすることができるのです。

インドの偉大なグル(先生)サチャナンダはこのように言いました。

「キールタンとは、感情(bhava)、愛(prem)、信仰(shraddha)と共に神の名を歌うもの。 キールタンでは、人々が一緒になって、共通の場所で神の名前を歌う、 バクティ(信愛のヨーガ)のプラクティスの中の1つです。 あなたはキールタンだけで悟ることができます。 これは、現在、神の意識を達成するための最も簡単な方法です。」


老若男女あらゆる人を対象に、誰でも簡単に歌うことができるのも素晴らしいことの一つです。

上手くても下手でも関係ありません。真剣になればなるほど、楽しく、面白くなっていきます。

キールタンをするときは、歌ったり楽しんだりするための自由でオープンなスペースで行われます、曲調も様々で、
ゆったりとした曲もあればノリのいい曲も、明るい曲もあれば哀愁的な曲もあり、とっても自由な表現をすることができます。

そこでは、笑い、手放すこと、そして気持ちが良ければ少しクレイジーになることもできます。時には、自分の内の奥深くへ入り涙を流すこともあるし、深い静寂に到達することもあります。



キールタンの効果

キールタンを歌っていくと、心と体が整い、癒やされ、浄化されていきます。
 
◆ 科学的に認められている音の癒し効果

・免疫力アップ

・ホルモンバランスの最適化

・脳神経障害の克服、認知症の予防

・ストレス解消

その他には体験としてこんな効果を得ることができます。

・緊張、疲れがとれる

・心身のリフレッシュ

・心身共に調和のとれた状態になる

・忙しいマインドが静かにクリアになる

・ネガティブ思考からポジティブ思考へ

・楽しく、平和で、幸せな気持ちになる

・喜び、感謝が溢れる
 
そして、キールタンの効果はそのときの自分自身の心の状態、そのとき集まった人々のエネルギーによって、その時の状況は変わります。
決まった曲順はないですし、昼と夜などの自然のサイクル、人々のエネルギーによって、柔らかく優しい時もあれば、満月の日などには、フルパワーで踊り出すよう時もあります。

マントラとの違い

マントラとの大きな違いは、メロディーとリズムのバリエーションが豊富にあることです。
ヴェーダから伝わるマントラは3つの音程から成り立っています。

マントラは唱えるもの、キールタンは歌うものと言うと理解しやすいですね。

キールタンは、マントラや神々の名前を色々な美しいメロディーに乗せて歌います。
とてもゆっくりのリズムからスタートし、繰り返し、繰り返し歌っていき、少しずつスピードを上げていきます。
それを何度も続けていき、最終的には、踊りだしたくなるくらいのアップテンポになっていきます。

キールタンは、現在、ヨガのムーブメントと共に世界中に広がっています。

チャクラワークでは、2012から、キールタンを心の開放、チャクラの活性化のために積極的に取り入れてきました。

バリ島で開催してきた、チャクラワークTTCやリトリートや、オンラインでのコース、朝ヨガで必ずキールタンを歌います。

そこで、一緒に歌った、さまざまな価値観の人々の繋がりを感じることができ、出会えたことに感謝し、生きる喜びを分かち合い、時に同じ意識で一つになっている、大きな大きな一つの愛で包まれているような、不思議な体験をしてきました。
私たちは、その瞬間がとても好きです。 ある意味で、私たちは、みんなで心を合わせて歌うことによって、心の故郷に呼び戻し、ありのままの本来の自己に帰っていく、その旅を続けるために、歌っているのかもしれません。

さあ一緒にキールタンを歌いましょう!

毎週日曜日朝9時から、下記の朝ヨガ75分クラスでキールタンを体験することができます。