オイルマッサージ

火曜日に教えている”flowing”にてオイルマッサージをしてもらいました。
実は初めての体験、アーユルベーダの考えを基にしたボディーオイルマッサージ。
暖かくしたオイルを背中にたらされて、マジックのような手つきでくるんくるんマッサージ。
首や頭、足裏などもやってもらい、天国。。。 しかもあの素敵な建物、設備の中でしたので、なんだかそれこそセレブ気分で。。
頭が真っ白になり、何も考えられないようになりました。ストレス解放。すごい瞑想状態。
しかもヨーガ教室の後にやったので、大分良いところまで行けました。ストレスは病気の原因となるので、マッサージは美容だけでなく健康にもいいだろうなと思います。しかもオイルはきもちいいー!
手から人のエネルギーを直に受けられる。女性の暖かい太陽の様なエネルギーをいただきました。
良い瞑想状態を覚えておいて、出来るだけ常にその時の感覚を覚えていると良いように、マッサージで受けている幸福感を覚えていようと思います。このような完全の癒しの時間を、人に与えていただけなんてなんて贅沢で素敵な時間だなと感じます。
たまに自分へのご褒美に行こうっと。^^

 

YIC終わりました〜^^

個人的な話ですが。。

ついに通っていたニケタンヨーガ学校を一区切りしました〜!ふぅー
これにて晴れて、
sVYASA(スワミ・ヴィヴェーカナンダ・ヨーガ・セラピー研究財団)インド中央政府認定 ヨーガ・インストラクター
となりましたー!(まだ卒業証書はもらっていませんが。。)
国際ヨガ協会のパドマヨーガインストラクターとしてずっとおしえておりましたが、そちらももちろんそのままなのですが、一応インド政府公認となります。
初め資格とかはどうでも良く、ヨーガの歴史や理論などを知りたかったので通ってみましたが、とても深い所まで勉強できました。
そして感化されて、あと2年間、ヨーガセラピー、ヨーガ療法士としての勉強をするべく、上に進もうと思います。

学校は通うのが大変で一日中の授業でしたが、興味深く、楽しいものでした。それより毎回出る宿題や、最後の卒論が大変でしたね。
あと2年間も続くのかと思うと本心すこしひぇーと思っちゃいますが。。
正しいヨガの智慧ある先生を目指してがんばりまーーす! えいえいおー!

春のにおいがしますね わくわく!

 

ヨーガとは?さらに深く。。 肯定的に定義する7種類の仕方

肯定的に定義する7種類の仕方

1. ヨーガとは統合や結合を意味する言葉である。自分自身の意識と肉体との融合。そして人間と自然界の融合、しいては宇宙との融合である。

なにかこの地球、宇宙にBig spiritと言いますか、なにか計り知れないエネルギーパワーがあると感じている。だから人と神との結合、人間の意識と神様の意識の統合、という言葉もすんなり入って来きますね。
ヨーガ= Yuj (ヨーク)が語源であり、結びつけるという意味である。小我から大我へ。小さな自分から大きな自分へ意識が広がって行くものである。

2. ヨーガとは心の働きを制御することである。

パンジャリ大師の言う心の働きの制御とは、
「ヨーガとは心素の働きを止滅させることであり、心素の働きが止滅すれば観る者たる真我は、その本性にとどまる」

< 心の5状態 (ウ゛ィヤーサ・ウ゛ァーシャ) >
1. 混乱した思考状態(クシプタ)
2. 無我夢中の思考状態(ムーダ)
3. 誤選して混乱した思考状態(ウ゛ィクシプタ)
4. ゆっくりした静かな専心状態(エカーグラ)
5. 思考作用の停止した止滅状態(ニルッダ)

5運動器官、10感覚器官、5知覚器官を理智と強い意志でコントロールする。

心の働きの制御という時に、二つの意味がある。
1 ある対象物に集中させること。
2 心の働きを常時静めておくこと。

欺くの如く諸感覚器官の働きをしっかりと制御することが、ヨーガといわれている。人生時々いろいろなハプニングが起こると、混乱、無我夢中状態などになる時もある。がこれらの心の状態に早い段階で気づき、コントロールして行く事が出来る。

3. ヨーガとは心の作用を平静にしてゆくことである。

ヨーガ・ウ゛ァシシュタに記されるには:
「ヨーガとは意志の働きを静める巧みなやり方、ウパーヤハである」
瞑想、祈り、マントラなど。

真理を追究していく。
・聴風
・熟考
・深い瞑想状態

そして悟りと導かれる。

4. ヨーガとは肉体と意識(知性、感性)との調和状態を造ることである。

型を舞うアーサナ、意識する呼吸、行為にのみ専念。

「アルジュナよ。執着を捨て成功と不成功とを平等のものと見て、ヨーガに立脚して諸々の行為を為せ。ヨーガは平等に境地(サマトウ゛ァ:うまくいくかどうかは考えない/二羽の鳥は追わない)であると言われているのだ」
=カルマヨーガ
バガバッド・キーター

肉体と心の調和はとても大切。
家や会社などの事が心配で心と体がバラバラになると、不眠症になる。
それをアーサナで改善するには、アーサナを目を閉じて集中してじっくりと、その場だけに集中していって、心のトレーニングをしていく。分離しない様に。もし心がここにあらずだったら、一日が負けてしまうので気をつけよう。

5. ヨーガとは上手な行為の仕方である。

何をするのではなく、如何に行為しているかが大切。バガウ゛ァッド・ギータ「ヨーガとは行為を為す際の技量なのである」
この技量とは、行為の際にリラックスしつつ、必ずその行為を意識しておく事である。この様に全てはプロセスが大切なのである。結果はわからない、結果はあとからついてくる。だからその時に集中するのが大切なのだ。結果を心配しないこと。プロのスポーツ選手にもこのことは教えられている。

6. ヨーガとは人間の進化を自然に加速させる方法である。

意識の革命、平等感。
スワミ・ウ゛ィウ゛ェーカナンダ大師曰く、
「ヨーガとは人の存在をその一生涯のうちに、あるいは数ヶ月、数時間のうちに変革させてしまう手段である」
つまり人間存在を動物の次元から神人、神様の次元へと変革させてくれる手段である。

ヨーガの行者はカウンセリングが上手なのである。それは心の事をよく知っ
ているから。そして人の良い所を引き出してあげられることも可能である。人は一瞬にして人生が変わる事が出来る。その手助けをしてあげられる。

ヨーガとは人格の各種の次元(肉体、生気、感性、理性、霊性)の統合を意味する。
シュリ・オーロビンド大師曰く、
「ヨーガとはひとの存在を肉体的、感覚的、情動的、知的、霊的という総合的に成長せしめる手段である」
つまり、個人の中に潜んでいる可能性を引き出して、完全な自己存在を生じさせる手段であると言う。
その人物の仮面(ペルソナ)と真の人格との調和。
「斯くの如く諸感覚器官の働きをしっかりと制御することが、ヨーガであると言われている。この時行者は注意深くあらねばならない。それというのもヨーガは(この世を)生じさせ、あるいは消滅させるからである」

自分の心次第ということである。だから心の操縦を上手になっていこう。


言葉にするとヨーガって難しいですねー。
これらの事を知ってヨーガを行じるのはもちろん近道ですが、ヨーガとは上記の事などなどなにも知らないで、ただ行じて居るだけでもこれらの事をゆっくりと発見できる、気づいていけるもののはず。
上記の事も知識だけで知っているだけではなく、これらを実際的に気づき、感じてこそ自分の物になるというもの。
日々の小さな気づきも大切にしたいものです。

 

簡易体操

うちの教室パドマヨガではいつも簡易体操と言っているものを15分くらい初めにしますね

簡単な動きを目を閉じて呼吸に合わせてするもので、体の中の気の流れを整えています。
初めは動きが覚えられていなくて戸惑ったり、呼吸と合わせるのが難しかったりしますが、覚えて慣れてきたらとっても気持ちがよくリラックスします。軽くのび、ねじり、手首に流れている経路をしっかり刺激したり、アンテナのポーズで宇宙のプラーナを受け取り、最後は腹式呼吸まで。
シンプルに全身を感じられる様にプログラムされています。

日本で一般的に言われているハタヨガはアシュタンガヨガとは違って色々な流れでメニューが決められて自由。
でもこの簡易体操はずっといつも変わりなくしています。というのも体で覚えているので、毎回する事によってそれをすることで自然に自分を良いリラックス状態、瞑想状態にしてくれます。

このような一連の動きを作るのはとても良い効果があると思います。
皆様もぜひ一つ自分の簡易体操を作ってみて下さ〜い。^^

 

風邪の効用

謹賀新年
明けましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

お正月休みはどうお過ごしになられましたか?
私はこれと言った大きな旅行はせず、しっかり家の大掃除をして、趣味のスノーボードを楽しみ、家族や友達と鍋パーティーをした毎日でした。
8日間という長期の休みのおかげで、会社のコンピューターの仕事からくる肩こりがすっかりなくなり、肩がふにゃふにゃと柔らかくなりました。肩こりが取れていくときは、少し痛みもあるくらいでした。どんなに毎日、慢性的姿勢で体にストレスをかけているのかが、休みを通して知ることができましたね。

また休みの後半は、食べ過ぎで胃腸に負担をかけていた事から来たのではないかと思われる風邪を引きました。
同じ時期のお正月休みの後半で風邪を引いたという人を沢山聞き、わたしもちょうど引いたので、今日は年始早々ですが風邪についてお話ししたいと思います。
—-

ヨガをやり込むようになってから、長く引きずる風邪をあまりひかなくなりました。しょっとぶるぶるとしても、全身のプラーナの滞がないように腹式呼吸、完全呼吸、経絡呼吸法や体のほぐしをしで体を温めます。それで大体は大丈夫。
それでもたまにひきます。しかしもうできるだけ薬を飲まないぞ!と決めてから少し免疫力がアップしたのか、風邪を引いても早く復活するようになりました。引いてしまった時、薬で症状を抑えず、足湯をして体を温め、服を沢山着て暖かくしてさらに熱を上げ、その後冷やさないように気をつけ、食べてもおかゆなどのを食べて胃腸に負担をかけないようにして、普通に日常をこなすが、あまり無理をしない程度のペースで居ると早く治るようになりました。そしてやさしーく背骨の痛んでいるところをねじったりのばしたり反らしたりして軽く体を動かします。風邪というのは、体のどこかが歪んできていて、もう限界というときにひくそうです。風邪を無理に治さずに経過させてやるとその歪みが取れるのだそう。
確かに上手に風邪を経過した後はすがすがしい肉体になっていると感じます。ちょくちょく風邪を引いた方が、体の歪みがとれ、癌などの大きな病気にならないそうです。まだまだ私は免疫力トレーニングは初めたばかり。完全に強くなるには5、6年かかるだろうと思って気長にがんばるぞー!

私は今回の風邪で、食べ過ぎでポッコリ出たおなかがずいぶんましになり、年末の無理から来ていた腰痛が改善した気がしています。
ということで、風邪を引いたときは自分の体の使い方の反省をするよい機会。風邪だと嫌がらず、薬で治そうとせず、自然に経過させてやるのがとても大切です。そうして、体をさらに治すために風邪を喜んでひいてやろうという心構えで居ると、なぜか風邪が嫌がって近寄ってこないそう。ひいてもぱっと高熱が出てすぐ治る、そんな免疫力のある強い人間になりたいものです。

※上記の内容は「風邪の効用」著:野口晴哉 から沢山勉強させていただいたものです。ずいぶん前の本なので、今の現代の話とは少し違う事もあり、100%全部が信用性があるかと言えないかも知れませんが、実際体感してみて高い効果を感じられます。とても興味深い本なのでお勧めです。