Masumiの毎日の瞑想

おはようございます。

わたしは毎日朝起きたら、トイレとお水だけ飲んで、
アーサナや呼吸法をせずに、すぐに外に座ります。

まだ太陽が出ておらず、今のウブドは肌寒くキリッとしています。
まだまだ身体が硬かったり、頭もぼーっとしています。

そして、まっすぐに背筋を伸ばし、座布団の上に座って、
ただ観照者の立場から自分の心身や、周りの環境の、この瞬間をじーっと捉えようとします。

頭があまりにもぼーっとしすぎている時は、20、30回程、少しだけカパラバティやバストリカプラナヤーマを入れます。
そしてまた何もせずに座ります。
何も思わず、何もイメージせず。

これは起きたてにやるのに、なかなかハードな瞑想法です。
どうしても気持ち良い感覚やイメージを求めたり、身体を動かしたくなるのだけど、それでもじっとしています。
集中力がどこかへ行きそうになるけど、
それでも何度も今に意識を戻します。

少しずつ自然に姿勢が整っていき、身体の力が抜けていきます。
集中力が少しずつ増していき、ぼやーっとしていた○まるっこい今この瞬間は、

少しずつ鋭敏に、点、・、ドットの一点に凝縮され、研ぎ澄まされた感覚で集中出来るようになります。

長く続けていると、自然と脳からアムリタ、ホルモン分泌が行われ、ふわ~っと至福の感覚が訪れます。ですが、それを求めすぎず、それはありのまま自然に起こってくるのに任せて続けます。

どうしても身体に違和感があるところは、手を動かして、ゆっくりと優しくなでて、口から息を吐きながら緩めます。

そうしているといろいろな気持ち良い感覚がやってきます。
自分の中心線スシュムナーが下から上に伸びていって、頭頂が割れ、上にエネルギーが飛び出していく感覚とか、
体中が泡になるような感覚とか。
こういう体験は、
「おお、いい感じで瞑想出来ているのだな」
という目安だけにして、それでもそれもほっておきます。

時々インスピレーションや感謝の気持も湧いてきます。
でもそれは瞑想が終わってから思い出そうとして、その時はすぐに流します。
また心を今ここに集中させます。

しばらく座っていると少しずつ目の前のジャングルから太陽が出てきます。
ゆっくりとおでこが太陽に照らされ、優しい光が閉じた瞼の裏から入ってきます。
太陽は私の脳を照らし、松果体を照らします。

どんどん太陽の光は強まり、最後にはピカーンと、力強い光でわたしの全身を照らします。
ジリジリと熱くなり、ああ、そろそろ終わろうか、と瞑想から抜けます。

少しゆっくりと散歩しながら、どんなエクササイズをしようかなー?今日はどんな一日になるかなーってワクワクします^^

ーーー

この瞑想法は、少しアドバンスです。
瞑想に慣れてない方、今人生がしんどいと感じる方は、アーサナや呼吸法から入り心身を整え、気持ち良い状態になってからの方が瞑想に入りやすくなります。

瞑想は続けることでさらなる深い効果が期待できます。
まずは自分にあった瞑想法をしてください。
そして、心身がいい状態に整ったら、瞑想の最後5分間でも、この観照者で居続ける瞑想法をしてみてください。

瞑想を数年続けて慣れてきた人は、
このように朝起きていきなり、アーサナやプラナヤーマで自分のプラーナを制御する前、朝のタマスが溜まったぼーっとした状態から瞑想することで、
人生いつどんなときでも、今に集中するという能力が養われるので、強靭な集中力がつきます。
そして人生いつどんなときでも、観照者の立場でものを見ることが出来るようになり、俯瞰力がついてきます。

いつかはこの瞑想法も続けてやってみるのをおすすめします♡