10日間のヴィパッサナー瞑想に行ってきました

みなさん、こんにちは。
毎日10時間座るという10日間のヴィパッサナー瞑想に行ってきました🧘‍♀️

感じていることをシェアしますね🧘‍♀️✨

今回で4回目の参加となりましたが、
毎回まったく違う体験があり、今回も本当に深く、豊かな時間を過ごすことができました。

1回目は29歳のとき。
ヨガを始めたばかりで、正しい座り方も心身の観察の仕方もわからず、
ただ「座る」こと自体がとても大変でした。

それでも“ビギナーズラック”のようなものがあり、
光の粒に包まれるような不思議な体験をし、
「なんだかよくわからないけどすごかった…!」という強烈な印象だけが残りました。

2回目は34歳、妊娠7ヶ月のとき。
お腹の娘と一緒に参加できたことで、
1回目とは全く異なる、穏やかであたたかな時間を過ごせました。

3回目は2年前。
ヨガもチャクラワークも深まっていた時期でしたが、
当時は毎日長く座る習慣がなく、集中することに苦労した10日間でした。
それでも、瞑想への理解が少しずつ進んだ大切な体験となりました。

そして今回、4回目。
この1年間、毎朝1時間座る練習を積み重ねてきた上での参加だったので、
「さあ、今回はどうなるだろう」と楽しみにしていましたが…
結果は、本当に素晴らしい時間となりました✨

瞑想合宿では、
・10日間ひたすら座り続ける
・誰とも話さない、目も合わせない
・朝と昼の2食のみ、夜はなし
・ただ、自分自身と向き合い続ける

そんな時間を過ごします。

「暇そう」「大変そう」と思われるかもしれませんが、
実際はとても面白く、そして深〜い時間なのです。

もちろん、座ることが苦しくなる瞬間もあります。
「もうイヤだ!」と心の声が湧くこともあります。

けれど観察を深めていくうちに、
心の奥に眠っていた記憶や感情、反応が次々と浮かび上がってきます。

怒りや悲しみ、こだわりや執着……
普段は見ないようにしているものが、ありのままの姿で現れます。
「なぜ自分はこれを嫌だと感じているのか」
その背景までも見えてきて、
やがてそれを手放していくプロセスを静かに見守る時間がやってくるのです。

また、今まで出会ってきた人々一人ひとりの顔が
走馬灯のように浮かび上がり、
3時間ほど、ただ静かに涙を流しながら深い感謝の念があふれるという体験もありました。
その後は心がピタッと無心になりすごい状態が訪れたり。

またまた他のタイミングでは、驚くような考えもつかなかったインスピレーションが訪れるなど、
いやはや、語り尽くせないほどたくさんの気づきと浄化と内なる成長がありました✨

この体験については、朝ヨガのあとに
Hiroさんとの座談会で少しずつお話ししていけたらと思っています🪷

この10日間を経て、さらにクリアになった心と感覚で、
チャクラワークを皆さんにお届けできることを楽しみにしています🌿

また朝ヨガ等でお会いできる日を心から楽しみにしています✨

Masumi

Masumiの毎日の瞑想

おはようございます。

わたしは毎日朝起きたら、トイレとお水だけ飲んで、
アーサナや呼吸法をせずに、すぐに外に座ります。

まだ太陽が出ておらず、今のウブドは肌寒くキリッとしています。
まだまだ身体が硬かったり、頭もぼーっとしています。

そして、まっすぐに背筋を伸ばし、座布団の上に座って、
ただ観照者の立場から自分の心身や、周りの環境の、この瞬間をじーっと捉えようとします。

頭があまりにもぼーっとしすぎている時は、20、30回程、少しだけカパラバティやバストリカプラナヤーマを入れます。
そしてまた何もせずに座ります。
何も思わず、何もイメージせず。

これは起きたてにやるのに、なかなかハードな瞑想法です。
どうしても気持ち良い感覚やイメージを求めたり、身体を動かしたくなるのだけど、それでもじっとしています。
集中力がどこかへ行きそうになるけど、
それでも何度も今に意識を戻します。

少しずつ自然に姿勢が整っていき、身体の力が抜けていきます。
集中力が少しずつ増していき、ぼやーっとしていた○まるっこい今この瞬間は、

少しずつ鋭敏に、点、・、ドットの一点に凝縮され、研ぎ澄まされた感覚で集中出来るようになります。

長く続けていると、自然と脳からアムリタ、ホルモン分泌が行われ、ふわ~っと至福の感覚が訪れます。ですが、それを求めすぎず、それはありのまま自然に起こってくるのに任せて続けます。

どうしても身体に違和感があるところは、手を動かして、ゆっくりと優しくなでて、口から息を吐きながら緩めます。

そうしているといろいろな気持ち良い感覚がやってきます。
自分の中心線スシュムナーが下から上に伸びていって、頭頂が割れ、上にエネルギーが飛び出していく感覚とか、
体中が泡になるような感覚とか。
こういう体験は、
「おお、いい感じで瞑想出来ているのだな」
という目安だけにして、それでもそれもほっておきます。

時々インスピレーションや感謝の気持も湧いてきます。
でもそれは瞑想が終わってから思い出そうとして、その時はすぐに流します。
また心を今ここに集中させます。

しばらく座っていると少しずつ目の前のジャングルから太陽が出てきます。
ゆっくりとおでこが太陽に照らされ、優しい光が閉じた瞼の裏から入ってきます。
太陽は私の脳を照らし、松果体を照らします。

どんどん太陽の光は強まり、最後にはピカーンと、力強い光でわたしの全身を照らします。
ジリジリと熱くなり、ああ、そろそろ終わろうか、と瞑想から抜けます。

少しゆっくりと散歩しながら、どんなエクササイズをしようかなー?今日はどんな一日になるかなーってワクワクします^^

ーーー

この瞑想法は、少しアドバンスです。
瞑想に慣れてない方、今人生がしんどいと感じる方は、アーサナや呼吸法から入り心身を整え、気持ち良い状態になってからの方が瞑想に入りやすくなります。

瞑想は続けることでさらなる深い効果が期待できます。
まずは自分にあった瞑想法をしてください。
そして、心身がいい状態に整ったら、瞑想の最後5分間でも、この観照者で居続ける瞑想法をしてみてください。

瞑想を数年続けて慣れてきた人は、
このように朝起きていきなり、アーサナやプラナヤーマで自分のプラーナを制御する前、朝のタマスが溜まったぼーっとした状態から瞑想することで、
人生いつどんなときでも、今に集中するという能力が養われるので、強靭な集中力がつきます。
そして人生いつどんなときでも、観照者の立場でものを見ることが出来るようになり、俯瞰力がついてきます。

いつかはこの瞑想法も続けてやってみるのをおすすめします♡

瞑想のススメ2- 瞑想のやり方

瞑想の最強のテクニック

わたしはチャクラワークという目に見えないBody微細身にフォーカスするヨガをしているので、集中力が必要となります。その集中力を高めるには、毎日の瞑想が必須となるので、様々な瞑想を試してきました。

ヴィパッサナー瞑想、シータヒーリング瞑想、イメージ瞑想、チャクラ瞑想、ウォーキング瞑想、慈悲の瞑想などなど、色々と瞑想を試してきたのですが、

今日は、悟りへのどストライク、瞑想の最強のテクニックをお伝えしたいと思います。


それは、大きく分けると、仏教でもある一点に集中するサマタ瞑想。仏教では呼吸に集中する方法が主とされております。

ですが、わたしのマハグルは、呼吸の感覚は、深い瞑想になっていったら消えてしまう。だから瞑想が深まっていったら呼吸に集中しても意味がないとおっしゃっていました。

ではどこに集中したらいいのでしょうか?

それは、観ている自分に気づき続けていくことなのです。

今の私の悟りの先生も言っておられます。

自分の身体や心など、行為している自分を観ている自分=観照者になることに集中して留まることがキーなのです!

観ている自分が見つからない?

「観ている自分が見つからない」という声もよく聞きますが、
それはいつも必ずあるのです。

ですが、
感情や心が騒がしいとそれらの存在が大きくなってしまって、
それが自分自身だと勘違いし、観ている目は隠れてしまいます。

例えてみると、
「心身」という海があり、
海の上から自分を見ようとしている目が「観ている自分」であり、
「平安で静かな状態」を深海に沈んでいる宝物だとすると、
表面の波や海の濁りは「思考や感情」です。

波や濁りが強すぎると、そこに強力に引力がつき、
底にある宝物ももちろん見つかることが出来ず、
観ている目にも気づくことが出来ません。

でも、大丈〜夫!

深呼吸をして、気持ちよくアーサナを行じて、心身をリラックスしましょう。
そうすれば思考も感情もリラックスします。波は穏やかに、水はクリアになっていき、観ている目がはっきりと現れ、宝物が見えてきます。

自然とすべてが整っていき、意識は観ているモードになっています。

あとはそれを続けるだけです。
ゆっくりと気持ちよく身体を動かしてから瞑想をすると入りやすいですよ。

どうして観照している自分になると悟りに近づくのでしょうか?またそれについては追ってお話していこうと思います。

カパラパティプラーナヤーマの解説

カパラバティプラーナヤーマの意味

カパラ(Kapal)= 頭蓋とか前頭という意味

バティ(bhati)= 光る、輝きという意味

これを二つつなげて直訳すると、「光る頭蓋骨」という意味になります。

このカパラバティの効果は、本当にそのような感覚となります。
グルグル考えていた思考が止まり、意識が冴えわたった状態になっていきます。

カパラバティプラーナヤーマの効果

姿勢を正して、おなかを凹ませて鼻から息を吸い、鼻から一気に息を吐きます。

初めはゆっくりとやり、慣れてくると、少しテンポよくやります。

普段の呼吸より早くなり、 たくさんの酸素を取り入れて、お腹もしっかりと動かすので、一気に血流が良くなります。

思考や記憶を司っている大脳新皮質の働きが収まり、集中力や直感をつかさどる前頭前野の働きが強まります。

結果、グルグル回っていた思考が静かになっていき、すごく冴えわたった意識状態になるのです。

おなかをボンボン動かしますので、腹筋や横隔膜のトレーニングにもなりますし、消化器系も刺激されます。

空気をいっぱい出し入れしていきますので、肺の浄化法でもあり、鼻腔も浄化していく、パワフルな浄化呼吸法。

肺の浄化、脳の浄化、思考や感情の浄化と、鼻の管も耳管も正常にしていきます。

鼻が詰まっていたら、私は、鼻の脇や耳の周りをマッサージして、耳管を開けたり、スクワットしたり、体をガッと動かす太陽礼拝をしたりして交感神経をアップさせ、鼻が通ってきてからやっています。鼻が片方ブロックされている状態では良い効果が出ませんので、注意しておいてください。

鼻が詰まる方は、ネティポットがおすすめ

余談ですが、鼻炎とか、鼻がよく詰まるという方は、ネイティポットという、塩水のぬるま湯で鼻うがいをするやり方があります。

急須みたいなものを使い、口を開けて、口で息をしながら、首を傾けて片方の鼻から水を入れたら、反対の鼻から出します。

終わって放っておくと鼻にいっぱい水がたまっているので、チャイルドポーズか、もしくは立って足首を持って頭をダラ~ンと垂らすと、1分くらいすると、本当にビックリするくらい、ダバ~ッと鼻から水が出てきます。
洗浄後はちゃんと頭から水を抜いていくことは大事ですので忘れずに。
毎朝ちょこちょこやることをお勧めいたします。

ちなみに私は、口から水を含んで舌でグイッと上げて、片鼻を閉じて片鼻から出すのも好きですが、これはちょっと難しいです。

このように鼻腔をきれいにしてからカパラバティをすると、さらに頭がピカ~ンと光ってきますよ!

カパラバティプラーナヤーマのやり方

姿勢を正して、おなかをグッと凹ませて、一気に鼻からフッと吐きます。

腹式呼吸はおなかが凹みますが、これを一気に集中してフッっと吐きます。

腹筋を使ってギュッと集中して吐くと、横隔膜がポンと上がります。

ポンプでシュポシュポしているみたいに。

吸うときはフワッと緩めて、お腹が出ます。

ゆっくりで良いので、鼻で一気に吐きましょう。

肩とかに力が入っていると、前後に頭が揺れるので、頭が揺れていたら、肩や首に力が入っているのだと思って、ほぐしてからやってみてください。

胸郭を持ち上げて、肩と肩甲骨はリラックス、お腹をポンポン動かして。

もちろん、胸も動きますが、あまり胸には意識は置きません。

初めはゆっくりやってみましょう。

フッと吐き切る。そしてフワ~ッとお腹をゆるめると息が自然に吸えます。

顔は優しく微笑みをうかべます。

体はリラックスして。

妊婦さんは、10回くらいやったら休憩してまた10回と、

2~3セットくらいならOKです。

心臓病とか高血圧の人は止めておきましょう。

おなかがいっぱいのときは良くないので、朝起きてすぐか、昼、夕食前が良いです。

ナーデーショーダナ・プラーナヤーマの解説

プラナヤーマの基礎は、腹式呼吸と胸式呼吸と完全呼吸ですが、
ナーディ・ショーダナはその次にすごく大切なプラナヤーマです。

ナーディとは

ナーディとは、プラーナの流れ道のことです。
プラーナと同じく、微細体のもので、イメージして作り出していくものです。

スシュムナーとは

会陰験中心の第1チャクラから、頭頂の第7チャクラを結ぶ、
身体を貫く中心脈管「スシュムナー」が、一番大切なプラーナが多く流れる重要なナーディです。
そのスシュムナーに7つのチャクラが並んでいます。
というように、 スシュムナーとは身体を貫く中心脈管のことです。

イダー、ピンガラとは

そして、次に大切なナーディが、そのスシュムナーの左右を挟むようにある、イダーとピンガラナーディです。

背骨の左側、左半身を通っているナーディがイダーナーディで、
右半身、背骨の右側を通っているナーディがピンガラナーディです。

イダーとピンガラの場所は、
いろいろな説が言われていて自由ですが、
チャクラワーク協会では、第2チャクラの領域カンダと言われる下丹田から
第6チャクラのアジュナチャクラまであるとイメージしています。

私たちの身体は左右あって、手足、目も耳も鼻の穴も脳も肺も左右にあります。

実際の粗大身である肉体の左右バランスをとっていくと、
微細体のバランスも整えていく効果があり、心がとっても落ち着いていきます。
最終的には自分の持つ両極、二元を整えていくという大きな目的があります。

ナーデーショーダナ・プラーナヤーマとは

指を使って鼻の穴を片方ずつ閉じながら片鼻で呼吸していくので、片鼻呼吸法とも言います。
左右の二元、陰陽を整えるので、太陽と月の呼吸法とも言います。

右が太陽、男性性、拡張。
左が月、女性性、収縮、と意図して片鼻ずつ腹式呼吸でおこないます。

片鼻を閉じて、しかもゆっくり。呼吸をコントロールしながら、
焦ってきたり、ほかのことを考えたりすることもありますが、
意識は今、ここに止めようと集中します。

背骨の左を通って息を吸っている。カンダ(下丹田)にプラーナが集まった、
カンダから背骨の右側を通って吐いている、というように、
しっかりとプラーナの流れ道に意識を集中させながらやっていくことで、
集中力、意思の力も強めていきます。

ナーディーショーダナプラーナヤーマの効果

鼻で呼吸することで、ストレスに強い心を作っていき、
気管支や循環器系を高めてくれます。

微細体の効果は、
左と右、女性性と男性性など、陰陽のバランスが整っていくことで、
中心の脈管、スシュムナーにエネルギーが集まり立ち上がってきてきます。

ハタヨガの目的は、この中心脈管スシュムナーにプラーナを入れたいのですから!

どちらかが強まっていたり弱まっていたりすると、スシュムナーは現れません。

左右のバランスが整い、スシュムナーが現れてくることで、
私たちは初めて瞑想に入っていくことができます。

ナーディーショーダナ・プラーナヤーマのやり方

右手の人差し指と中指は使わず、親指と薬指で両鼻をつまみます。
小指は、ピーンとせずに、薬指に軽く当てておきます。

ギューッとしたり、鼻をクイーンっとしたりせずに、
フワッと、鼻のふくらみ部分を指でフッと鼻を閉じます。

途中、疲れてきたら左の手に換えても良いですし、
左の手で右肘を支えても良いです。

今日は、クンバカ、息を止める技法は入れずの技法をお伝えします。

ずっと腹式呼吸でおこない、殆どの場合左からスタートします。
(たまに、朝に体を温めるために右からスタートして右から終わることもあります)

基本は左の鼻の穴から始まって、カンダにプラーナを集めて、右の鼻の穴から吐く。右の鼻の穴から吸ってカンダに集めて、左の鼻の穴から吐く。
これを何往復もして、最後は左の鼻の穴から吐いて終わります。

吸うのは1、吐くのは2倍の時間をかけて、1:2の割合で呼吸していきます。

まずは指を離して、両鼻から吐きます。
親指で右の鼻を閉じて、左から吸います。
背骨の左側を通って、カンダ(おなかの中の黄金色の壺)にプラーナが集まります。
薬指で左の鼻を閉じて、両鼻を閉じます。
自然な息の止まりを味わってから、
親指を離して、右から吐きます。
右から吸って脳にフッと当たって、背骨の右側を通って、カンダ、指を入れ替えて、左の鼻から出して吐き切る。

プラーナの流れを感じてください。
プラーナの流れ道を内観してください。

終わったら目を閉じて、感じましょう。

自律神経は自分でコントールすることが難しいと言われていますが、
呼吸をゆっくり、しかも片鼻ずつ腹式呼吸でやっていくことで、
血圧を下げたり、心拍をゆっくりになっていき、
少しずつ自律神経も整い、心が整って落ち着いていきます。

そのようにすると無意識の領域まで、わたしたちは少しずつ介入することができます。

そういう風に、心も自分で制御していくことが出来、
空(くう)、空っぽというものを、理屈ではなく体験として知ることができます。