第1のチャクラ<ムーラダーラ>

第1のチャクラ <ムーラダーラ・チャクラ> 大地とのつながり
(ムーラ=基盤 ダーラ=支え)

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働き:安心感、自衛本能、社会や家族とつなげる、宿命に立ち向かう力を培う。
カラー:赤
元素:土、地
(このチャクラが一番発達している、培われた)年齢:0-7歳
肉体:足、脊椎、骨、歯、爪、肛門、直腸、大腸、前立腺、血液、細胞、原始的な部分の脳
感覚:嗅覚
音:ドラムなどの低く連続的なリズム、雷音、ライオンのうなり声
マントラ: Lam「ラ」「ア」「ム(ン)」
これを順番に、喉の奥、口腔全体、唇へとその有する音に耳を傾けつつエネルギーを流しながら唱える。

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ムーラーダーラのバランスが良いと>
・安心
・地に足がついている感覚
・自然との同調
・寛容
・信頼
・生命力
・目的意識がある
・行動的

バランスが悪いとこの様な症状が>
・不安
・恐怖
・不信
・自然との不調
・気まま
・物質主義
・頑固
・無気力
・執着

ムーラダーラ・チャクラのバランスをとるためにはこんなことをしましょう>
・手で土を触ろう。
・赤いもの、特に赤い下着を身に着けよう。
・マントラを繰り返す。
・民族的な音楽を流し、ドラムに合わせて足を鳴らしましょう。
・裸足で歩きましょう。
・座って日の出や日の入りを見よう。
・木を抱きしめよう。
・嗅覚を意識して使い、研ぎすませよう。
・栄養が有り、健康にいい食べ物(特に根菜類)を料理して食べよう。
・壊れたところを直すなど、家の中の不安要素を取り除こう。
・自然の中ですごそう。
・ムーラダーラを刺激するアーサナをしよう。
・ムーラダーラを刺激するプラナヤーマをしよう。
・ムーラダーラを感じるイメージ瞑想をしよう。

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このチャクラは全てのベースのチャクラ、土台のチャクラとなります。ボディの層で言えば肉体にあたります。ここを整えて安定させていかないと、上もうまく整えていけません。ムーラダーラのある場所は、クンダリニーと呼ばれる大きな潜在的エネルギーが眠っている場所でもあります。そしてイダーとピンガラと呼ばれる経路はここから始まっていて、体の中心を通るスシュムナーと、そこに並ぶ各チャクラに巻き付くようにして陰陽エネルギーを運んでいます。全ての力の根源が眠る場所なんですね。

このチャクラはだいたいの位置としては尾てい骨のあたりにあります。 ここを刺激していくようなアーサナやプラナヤーマ、イメージ瞑想をやっていけば、自ずとムーラダーラのチャクラのエネルギーが活性化されていきます。 私的にイメージ瞑想中は会陰部に意識を置いて、アーサナのときは尾てい骨に意識をもっていっています。瞑想中はズーンと下に根を張っていく感じが本当につかめます。

チャクラの活性化のすごいのは、ただ肉体のその場所に影響を与えるだけではなく、1番下のムーラダーラ・チャクラは肉体、2番目のスヴァディスターナ・チャクラなら感情体というように、それぞれのチャクラがそれぞれの異なったエネルギー・ボディに働きかけられていきます。それぞれのチャクラが扉となり、それぞれのエネルギー・ボディーが開かれていきます。

そして不思議なことに、現実の生活そのものがそれにシンクロしていく感覚もあるかもしれません。 それぞれのチャクラ、ボディの感覚をより強く感じさせるような、生活の中での出来事や人間関係を引き寄せたりします。

自分の問題や感情を直視するのは容易い事ではありませんが、いつかはどんな形であれ、避けられない事。このように、自らの向上心と一緒に立ち向かえば、大丈夫!乗り越えられます。そして7つのチャクラ全部が終わる頃にはすっきり爽快ですよ。出来れば毎日、無理なら2、3日に1回でも良いのでワークしておいて下さい。そしていつもムーラダーラに意識を置いているように。

 

 

7つのチャクラとは?

チャクラコースの説明です。実際の活性方法はこのブログではお伝えできませんが、言葉で話した色々な説明を補足的にこちらでお伝えしていこうと思います。

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7つのチャクラ

みなさん、多分少しでも、ヨーガをしている、また始めようとしている人は、無意識でも自分を知るために真実を探し求めてるのではないでしょうか?

アーサナ、呼吸法、瞑想をして自分の体を丁寧に観察するようになると、なにか、目に見えないエネルギーを感じてませんか?このブログでもお話した、気、プラーナなどの存在についてどんな現実的な人でもなにかあると感じずにはいられないのではないかと思います。

プラーナについては前にお話ししました。
http://zenvilla.com/yoga/files/ki.php

ではよく聞く、チャクラとは何なのでしょうか?

体内にはプラーナと呼ばれる微細な生命エネルギー(気)が流れていて、その道筋である経路、ナーディは体中にはりめぐらされています(ナーディ=エネルギーの通り道:72000本あると言われています) そのエネルギー、プラーナが集中しているところ、人体にあるエネルギーのセンターをチャクラというのです。 体内にチャクラは沢山ありますが、主なチャクラは尾てい骨から頭頂の全部で7つのチャクラです。そのそれぞれが、いろいろな性質の違う“ボディ”と対応しています。 そのボディがまた、人間が生きる上で必要な機能、肉体や感情、思考や知性などと密接に関わっています。

また体の外にはオーラと名前を付けられたプラーナ、エネルギーが体の外へ発散されています。7つのチャクラを整えて行く事で、オーラ、体の周りで揺らめく光のショーを美しく、様々な色に輝く光が振動させていきましょう。

ヨーガの経験者はヨーガによって肉体だけでなく、人生も改善されたと感じている人も居ると思います。それは知らず知らずのうちに、チャクラを活性化していたからでしょう。
ですから、意識的に関係を把握して、実践すれば更に効果が高まるはずです。アーサナやプラーナーヤマ(調気法)瞑想でチャクラを刺激することで、それに対応してボディを感じ、それを実感として理解していこうと思います。

全部のチャクラを整え終わると、普通に座って自分を注意深く見るだけで、自分の今の状態がわかるようになるかと思います。そして生活を見直したり、実践法を使って整える事手助けとなると思います。おなかが痛かったら、どうしてそうなったか、何々を食べたからだなあと反省するでしょう。そういう感じで、内蔵や筋肉と同じように、チャクラも全部バランスよく整えて行きましょう。

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Key words

・クンダリーニ
クンダリーニは超越的な非常に強力なエネルギーの事で、普段はとぐろを巻いて眠っている蛇のようにじっと潜伏していますが、いったん目覚めると、七つのチャクラを活性化しながら上がって行くと言われています。しかし、どれか一つのチャクラが閉じているとストップしてしまいます。それが体調不良になったりする危険性もあります。クンダリーニが目覚めてチャクラを完全に活性化すると超能力の様な力が授かるらしいです。しかし、このコースではそれを目覚めさせ、未知なる力を授かる事を目的にはしません。またこれらの技法は優しく、ゆっくりなので、劇的な効果は無いだろうと思っておいて下さい。それを目的としてしまうと、反対にチャクラを活性化するのにストップがかかります。ただ、体や内臓を整えて行くのと同じように、欲なく、執着無く、安心して行いましょう。

・ナーディ(経絡)
☆スシュムナー = 尾てい骨から頭頂までのチャクラワークでは一番大切なナーディ
☆イダー(左で吸う、月、陰、女性のパワー)
☆ピンガラ(右で吸う、太陽、陽、男性のパワー)
この3つのナーディが交差しています。その3つのナーディを整えて行きます。このチャクラ活性化で注意しておかなければ行けない事。これは常にイダー、ピンガラのナーディのバランスを整えおく事です。片鼻呼吸法などで右と左の鼻の通りを良くしておきましょう。チャクラ活性化をしていて、調子が悪いときは特に、左ばかりでゆーっくりじっくり片鼻呼吸をしましょう。

・パタンジャリの8階梯
ヨーガ・スートラはインド哲学の1派であるヨーガ学派の根本経典。
「ヨーガとは心の働きを抑制することである」の定義から始まり、三昧に至るまでの具体的方法としての8階梯と、その背景にある思想が述べられる。
このブログのここでも紹介しています。
http://zenvilla.com/yoga/files/sutra.php
チャクラを整えて本当に三昧へ行きたいという方は、これらを忠実に守って行かなければいけません。まあ、三昧(悟り)まで行かなくても良いけど。。という方でも実践中は出来るだけ菜食をして、刺激物の接種を出来るだけさけ、過食、不規則な食事、否定的な態度を避けるべきでしょう。

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7つのチャクラと7つのボディ。

◎サハスラーラ(頭頂)—-無—-(Body of Nirvana:ニルバーナ)

◎アジュナ(眉間)—-無—-(Body of Universe)

◎ウ゛ィシュッダ(喉)—-空(Space)—-聴覚—-(Body of Self)

◎アナハタ(胸の中央)—-風(Air)—-触覚—-知性体(Intellectual Body)

◎マニプーラ(おへその上下らへん)—-火(Fire)—-視覚—-メンタル体(Mental Body)

◎スウ゛ァディスターナ(生殖器/仙骨)—-水(Water)—-味覚—-感情体(Emotional Body)

◎ ムーラダーラ(会陰部/尾てい骨)—-地(Earth)—-嗅覚—-肉体(physical Body)

これらの7つのチャクラについては次回からの教室で一つずつ説明して行きます。
楽しんで活性化していきましょう〜☆

 

チャクラワーク

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スタジオTamisaにてチャクラワーククラスをしています。

–チャクラワークとは?
ヨーガの経験者はヨーガによって肉体だけでなく、人生も改善されたと感じている人も居るでしょう。それは知らず知らずのうちに、チャクラを活性化していたからでしょう。 元々全ての魂は純粋で悟っていると言われます。しかし人間は思考、感情、肉体を持ち、純粋からディセンディング、下降して地上に降り立ち生活しています。実はその純粋さに戻る為、サマディの為にも、思考、感情、肉体を落としていく深い瞑想が必要となってきます。そしてその深い瞑想の為にも、低いエネルギーレベル、ムーラダーラチャクラから、アセンディング、7つのチャクラを一つずつ上昇していき、魂の源に帰って行くチャクラワークがとても有効になります。
アーサナやプラーナーヤマ(調気法)、瞑想でチャクラを刺激することで、それに対応するボディを感じ、それを実感として理解していきます。まずは「チャクラとはなんぞや」から、第1チャクラ〜第7チャクラまで、2週間同じメニューで進めて行きます。
理解を深めるためにも、教室でやるアーサナや呼吸法を出来れば毎日15日間家で続けていただきたいのですので、それらのメニューを書いた紙を教室でお配りいたします。

日程や詳細はこちらまで→