1月半ばの先週末に山梨県は小淵沢へ3泊4日のヨーガ合宿に行ってきました。講師はチャクラワーク、クリアヨーガを教えていただいているkajuさん。富士山が見えて標高の高い洒落た町でした。毎日温泉へ行き、最終日には雪が降ってとても綺麗でした。そして毎日毎日 みっちりKajuさんの話にかぶりつきながら勉強させていただき、数回ですが瞑想をしました。短い時間でしたが学んだ全ての集合体で 深く。
今回の4日間、ほんの4日間でしたが、とても濃い充実した時で、わたくしのヨーガへの価値観は大きく変わりました。今まで何故ヨーガをしているの?と聞かれたら、「そうね、とても気持ちよくて健康に良いから」「穏やかになれるから」などと答えていたと思うのですが、今は違います。「ヨーガの最終目標、サマディーを目指しているの」と。
はて?サマーディってなんぞや?ですよね。サマーディーとは、1つになり、全体になり、完全な状態になること。全てが静止し、明らかになり、生と死を超えて行く事。三昧、解脱、ニルバーナ、悟るという言葉とも言われます。そんなものを目指すなんてまっすんは気が狂ったのか?と心配されるかもしれません。しかし今回Kajuさんという素晴らしい人柄の先生から本気のトーク、教えをしっかり聞いて、もしかしたら私もサマーディーへ至れるかも?かも?たとえ至れなくてもそこを目指す事で素晴らしいことにはなりそうだ!という直感が働きました。また一度も想像した事もなかったけども、自分がもしそこまで行ったらその後どうなるか、という想像もビジュアル化、想像が出来ました。そこには一人っきりで山でこもって一生を過ごしている私ではなくて、家族も子供とも一緒に居る中でゆるやかに幸せに暮らしている姿でした。サマディーに至る道中では、ある期間は一人っきりになって集中する期間が必要なようですが、その後は普通に生活が出来ると感じました。そしてそれにより子供も、夫も周りももっと幸せになると想像出来ます。今すぐにはそのような環境は調えられないでしょうが、いつか将来その時間が作れるような気がしてきました。瞑想はしていたし、瞑想合宿へもいったけど、こんな数日間でこんなに素晴らしい気づきに出会えたと言う事はもうなにかあるかとしか思えない。そういう運命なのなら流れに乗ってしまわなければ、と感じています。
また合宿の後感じた事ですが、わたしは今とても幸せで、ただラッキーだなあと思っていたのですが、いや待てよ、わたしはいつも一番初めは何でもへたくそ不器用で、恋愛もよく失恋していたし、友達関係もうまく行っていない事も多かった。ヨーガを初めて半年後に全く呼吸と動きを合わせるというのがつかめず、先生に「もう、全然わかってないわね」と言われた覚えもある。初めはなんでもへたくそなんだけどそれにめげずにこつこつ努力して、今はこうして素晴らしい夫も沢山の友人も、素晴らしいヨーガとも出会えてるんだなと。よくがんばってるねと自分で自分をほめる事が出来ました。すぐに出来ないからと言って放り出さない、自分の事ながらにえらいなと、自信につながりました。自信は人からほめられてつくものではなくて、自分でつけるものなんですね。
そして、やはり感じたのは、毎日の瞑想の実践がやはり大切だと。それがサマーディーへの一番の近道だな。瞑想をしていると体も整って行くし、感情も、思考も落ち着いて、更なる発見は深い瞑想から来ます。毎日こつこつ続けて行きます。