11/1(木) テーマ 良い呼吸で心も体も健康に!
まずは呼吸の仕組みを簡単に説明。
呼吸は2種類の神経の影響を受けている。
・運動神経ー手足を動かす神経
・自律神経ー心臓、臓器を動かす神経 (心の状態に敏感)
また自律神経には2種類あります。
・交感神経ー興奮、不安時、ストレス時 息を吸う時
・副交感神経ー安心、リラックス時 息を吐く時
ストレス時、交感神経が有利に働いているときは鼓動が高まり、血糖値が上がり、胃腸は運動を停止。また呼吸も自律神経の支配を受けているので息が速くなりあるいは押さえ込む様な殺す様な呼吸になる。
そこで呼吸が問題解決になる!
呼吸器は意思の力によっても動く器官。浅いと感じた時点で自らゆったりとした呼吸に変える事が出来る。
良い呼吸とは。。
・深く吐くー血が綺麗に
・たくさん吐くー疲れが取れる
・お腹で吐くー血行がよくなる
・胸で吸うー姿勢がよくなる
・ゆっくり吐くーストレス解消
そして病気の元のストレスが減ると免疫力もアップ!
風邪をひいたからとすぐに薬に頼るのではなく、ゆっくりした良い呼吸で免疫力をあげよう!
最後になっちゃいましたが、基本的に呼吸は出来るだけ鼻から行いましょう。
鼻から吸うとフィルターを通して要らない物を排除してくれて、空気に湿気を与えてくれてます。
鼻には吸った空気を浄化する機能が備わっていて、空気中のほこりを取り、乾燥した空気を適度な湿度にして、のどや肺にとって刺激の少ない空気にしてくれるのです。
★実践 (実践は授業でまた何回も復習しますので簡単に説明)
・胸式呼吸 (たくさん吸える胸でする呼吸/胸を上に突き上げる様な気持で)
・腹式呼吸 (たくさん吐けるお腹でする呼吸/背中をすこし丸めてお腹ぺちゃんこに凹ます)
・ムーラバンダ (会陰部を引き締めて上げる/←息を吐く時)
・完全呼吸法 (究極のヨガ式呼吸法/吸うときは胸式呼吸で。吐くときは腹式呼吸で)
(参考資料:ヨーガ式呼吸レッスン/新星出版社)
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★集中アサナ
完全呼吸法をしながら、ねこ一番 (マルジャラアサナ)
効用:肩こり、目の疲れ、便秘、腰痛、自律神経整え、腎臓肝臓病の予防
ポイント:呼吸と連動させながら、背骨を一つずつ動かす。背骨の動きをしっかりと観察しながら。
(参考資料:ヨガ健康法とは 国際ヨガ協会基本テキスト)