パンガン島リトリートレポ

Chakra x Heartsongs x Music x Dance Retreat in Koh Phangan

初のタイランドパンガン島にて、リトリートを開催してきました。

(こちら、このリトリートのfB写真アルバムです)

船で行くから、道中大変かなと思ってたけど、ちゃんとお宿が手配してくれた空港からのタクシー(乗合トラック?)と、サムイ島からの直行ボートで、サムイ空港40分くらいで行けたSanctuary resort in Koh phangan.

思った通り、素敵なビーチとビーチにあるそこのレストラン、そして笑顔満開のKevin JamesさんとSusanaが出迎えてくれました。

ウブド以来で5ヶ月ぶりくらいかな?更にキラキラしている二人に出迎えてもらってホッとして嬉しくって。

サンクチュアリのレストランのヘルシーで美味しい食事、スチームサウナと冷たいプール、ジャングルに囲まれたヨガシャラ、オルタナティブでヨギーな人が集まるシークレットスポット。

船かトラックでしか行けないリモートプレイスとは聞いていただけど、なんてお洒落で素敵な場所!!

岩の階段とバンブーでできた道を15分歩くとネクストビーチへ出る。そこも静かで、広くて、とーってもシャンティな空間。そこのビーチとサンクチュアリのビーチの間の岩の上にあるレストランでのサンセットディナーも、丁度満月が出ててすごく美しかったなー。

どこを見ても、感じてもセンスよくお洒落で、自然のエレメントを感じて、とても満たされた場所でした。

しかもパンガン島はエネルギーが半端なく強い!

バリ島もエネルギーは強いけど、バリ島が女性性としたら、パンガン島は男性性エネルギーが強い気がしたな。下から突き上げてくるような、カッとサードアイが開くような、ビンビンしたエネルギーを発していました。
島全体がクリスタル土台が出来ているということで、キラキラピカピカした石がゴロゴロしています。

そこで砂浴してたら、ジュワーっと全部でてめっちゃくちゃデトックスされたー。

チャクラワークは、自分に意識を向け、1つずつのチャクラで1つずつ段階を踏みながら、自分にアウェアネス(気づき)し、超意識を目醒めさせていくというもの。このパンガンのパワフルな下から突き上げてくるシャクティークンダリーニエナジーをヨニーから吸い込み、個人差はあるにしろ、みんなチャクラがバンバン目醒めていたのを感じたよ。みんな綺麗になっていて、かっこよくなっていた。面白い島だなー。

今回は男性参加者が2名いて、彼らはヨーガやチャクラワーク、キルタンは新しい体験だったのだけど、本当に純粋な方達で、ワークや瞑想をまっすぐに純粋に深く体験されていました。
それに感化され、私も含め、周りの女性参加者もとーってもリラックスして、キラキラ、リラックスして、過ごしていたのがとっても嬉しかったなー。


Kevin Jamesさんを始め、男性ミグラムのお二人も、パンガンのエネルギーを受け、素晴らしい演奏と、元気の良さと、ユーモア、才能をふんだんに出してくれて、美しい音楽の中のジャングルでの最高のチャクラワークの時間が出来ました。

ヨーガとは、マインドを止め、呼吸に集中し、感じていく技法。それに音楽が加わると、考えるマインドが止まりやすい、今ここに意識を留めやすいと感じています。
特にミグラムの、インナーダンスとオープンイベントエレメントダンス、オープンマイクの時のライブ面白かった!

インナーダンスってのは、

目隠しをして、マットの上に横になり、Masumiのガイドとミグラムの生演奏の中で、全意識を自分の呼吸の感覚と身体の感覚にフォーカスしながら、自由に身体を動かしていくというもの。

途中、Masumiによるハンドタッチのアプローチもあり、(触ってほしくない人は先に聞いておきます)心身の動きとブロックの解放を誘います。

パンガンジャングルの中の生演奏の内側の旅はパワフルな体験だったと思う。シェアリングを聞いて鳥肌ものでした。

サンクチュアリはもう一つ大きなヨガシャラ があって、アメリカ人のグループや、様々な国の人がちが来てたのだけど、オープンマイクその人たちにミグラム大受けでした。流石!みんな踊りまくってました。

エレメントダンスも音響のハプニングもありながらも、素晴らしい演奏でした。私たちのマインドは真実と思っていることはどんどん変わるけど、自然のエレメントは変わらない。そのエレメントになりきって踊ることで、私たちは自然とのワンネスを体験し、エネルギッシュにパワーに満たされる。
そんな意図のなるエレメントダンスを他の方にも参加してもらえるようにオープンイベントにしました。参加してくれたウェスタンの人たちは、今までで一番強力な体験をしたよーってシェアしてくださって、私は英語でガイドして、いい出来だったので、満足した心に残っている時間でもあります。

サンクチュアリが開催していた、カカオセレモニーやYinヨガにも参加して、ケビンさんもミグラムも、私も、みんなも一緒にトランスして踊りまくった時間はかけがえのない楽しい思い出。

トランス(変容意識)になることで、私たちは、今まで作り上げてきた自分の常識を破り、新しく生まれ変わる事ができる。
それをヨーガとダンスは可能にさせてくれる。そんな事ができる人間は素晴らしい創造物だなと改めて感動。

そして、我らがKevin Jamesさん。

私もキールタンをするようになって、日本でもウブドでも世界中でもキールタンに参加していますが、彼の作り出すサークルは、本当に美しく、とても繊細で、毎回感動します。
メロディラインも美しく、マントラの間の英語の歌詞も、彼をそのまま表すように、繊細で、暖かく、美しい。毎日一緒に歌い、歌った後の余韻がとっても気持ちが良い。。。

そしてなぜか、今回はKevinさん、とーってもたくさんのお話をする時間を作ってくれました。
そして、Kevinさんが伝えようとしてくれている会話の内容が私今回よく理解できて、ちゃんと通訳する事が出来ました。
8年もの年月をかけて、築き上げ来た人間同士としての信頼、積み上げてきているワークへの深み、彼の経験が言葉となって、真実を語るサットサンの時間が沢山起こっていました。

AUMメディテーションを1日ずつ深めていきながら、やり方の解説と、その一つ一つの動作の意味、更に深い意図を伝えてくれて、みんなどっぷりと瞑想に入れました。私も終わってから動けなくなる時間があった。完全に思考が止まってたな。

急にわく真理を語るサークルの時間。

自分自身に質問をし続けよう、根源的な質問をしよう。
例えば、Who am I? Where did we come from?

マインドは教えてくれない、ハートは全部を一つに捉えてくれる。

これだという唯一の答えを探すのではない。マインドの奥で感じてみる事が大切。その問いをした時に意識は拡がる。

そんなことを沢山話してくれました。

数年前の彼とは、完全に変わっている。
Susanaというパートナーが出来て、責任感を持ち、グラウンディングし、
愛と旅と使命とが全て一つである彼。

キールタンを歌うという、パワフルな行を毎日世界中で行い、たくさんの人々のインスパイアと感動を与えている。
カルマの法則があるとすれば、彼は更に素晴らしいエネルギーを受け取っているだろう。

キールタンだけではなく、Aum瞑想やサレガマ瞑想も毎日行っているし、確実に波動と喜びのバイブレーションが拡張している!すごいよー!

10月日本に彼を呼べることが本当に楽しみ!日本に強力な愛の波紋を呼ぶよ。わくわくわく!

今回の参加者の方は、みんな、自分の可能性を信じていて、本気で、真実に向かおうとしている人たちばかりだった。この経験と学びはこれからのみんなの人生において、パワフルに影響して変容していくのが見えて、すごく嬉しいよ。

終わってから1週間が経つけど、私はまだパンガンにて沢山経験をしているけど、あのリトリートの時間は特別だった。すごい余韻の波紋がまだまだ押し寄せてきている。

来てくださったみんなのお陰で、あの時間ができました。
一人では到底体験できない時間は、みんなが集まって、渦を作る事で、奇跡の時間が産まれます。

みんなの集中力と、信頼感と、優しさ、本当に楽しかったね!!
またあのメンバーで集まれたら嬉しいな。
ありがとう。
愛しています。



Kevin Jamesさんへのインタビュー

 

Masumi: Kevinさん、今日はお時間をありがとうー!

今回はKevinさんとキルタンの魅力に迫ってもみたいと思います。うふふ。よろしく!ー!

Kevinさんがチャンティング(=キルタン)に出会った頃はどんな人生を過ごしていたのですか?

Kevin: 2000年くらいから、人里離れた、電気もないところで、10年間、家族と仲間と住んでた。テレビも、ラジオも、映画も見ず、世間のメインストリームの思考から外れた生活だった。そこはオーストラリアのトロピカルな場所だったから、家族や仲間といる時は丸裸で生活していたよ。外から人が来る時は一応服を着ていたけどね(笑)

 

M: 裸での生活って羨ましいなー!気持ち良さそう。そこで育つ子供って理想的。

 

K: そこでは食べ物も出来るだけ自給自足で、ローフードの食事だった。タバコ、ドラッグ、酒、空気汚染の無い楽園で生活し、そこに外からの人々を呼んで集まっていました。いわゆる、レインボーギャザリング、レインボーファミリーと一緒に過ごしていた。

 

M: へえ!今でもある、みんなで音楽を奏でたり、様々なことをシェアするギャザリングですね。私はまだ行ったことないのだけど。行ってみたいんだ。

そこでの10年間の自然の中の経験が、今のKevinさんの全てに調和するオーラと大木みたいな存在の土台を作り出しているのかなぁ。

で、そこでチャンティングに出会ったのですか?

 

K: そう、28年ごろ前、インドでマントラには出会っていたのだけど、その頃はあまり僕の心に響かなかった。でもギャザリングの場所で、遠くからマントラが聞こえて来た。すごくその音の波動にひかれてね、そのサークルに近づき、座って歌ったことをよーく覚えている。

 

M: その時のマントラは何だったのですか?

 

K: ガヤトリマントラだった。とっても美しい旋律でとても感動したのを覚えているよ。

 

M: なんて素敵なストーリー。さぞかしそこの生活は最高だったのだろうかと想像出来るな。でもなんでその場所を去ろうと決めたのですか?

 

K: その場所で、僕はたくさんチャンティングをして、瞑想をしていた。なんどもワンネスの体験もしたよ。

そこで気づいた。

今僕はこのような楽園で、世界から離れた生活しているけど、実は僕はもっと世界の人と繋がりたいと欲している。世界の人々と一緒にアクションを起こして、ハーモニーを生み出し、創造したいのだって、強く感じたんだ。

あ、ちなみに、これらの僕の想いは、僕のキルタンや英語のチャンティングの歌詞に綴ってある。英語だけどね、是非ゆっくり聞いて、歌詞を読んで感じてみてね。

 

M: うん。Kevinさんのチャンティングの歌で、マントラの間に英語の歌詞が入っているよね。その歌詞がとっても心に響くなって思っていました。Kevinさんの美しい熱い想いが伝わります。

 

そして、今このように日本に毎年来てくれてとっても嬉しいです。ありがとう。日本に来るきっかけは何でしたか?

 

K: 一番始めは、バリ島のバリフェスティバルでこじまさちほさんに出会って、日本においでよって招待を受けました。前から日本は興味があったので、即OKして来ました。初めは沖縄で、日本の様々なところに旅行しました。

初めの数回の来日では、チャンティングに少人数しか集まらなかったのだけど。それでも僕の心の奥のFeelingが、日本に行きたい!と感じていたから続けて来た。それから、一箇所に拠点を置き、本格的に日本にキルタンを広げたいなと思い、大好きな京都に一番ご縁があったので、ここが日本の拠点と決めました。前にオーガナイズを手伝ってくれていた、Alice、そしてMasumiにも京都で会ったね。Aki-raくんやHiro、修平、久美、はるかなど、今は京都に沢山の友達がいて嬉しいよ。

 

M: そういえば、日本の中でも京都はキルタンがとっても盛んな場所になっているなー。Kevinさんのおかげもあるんだろうな。ありがとうね!

ちなみに日本は好き?

 

K: うん勿論すごく大好き。食事も、人も、土地も大好き。

でも昔は、人々の暮らしや文化は、もっと自然や人と深く繋がっていて、沢山の時間を人々とシェアしていたのだろうなと思う。これは日本だけに限らず世界的な問題だけど、今世界は仕事、ストレス、孤独などがはびこっていると感じる。だからこそ、みんなが参加できて繋がるキルタン、チャンティングは素晴らしいツールだなと情熱を持っているよ。

 

M: そう!私もヨーガをずっと教えていて、アーサナ、呼吸法、瞑想を教えていたけど、チャクラワークに出会ってから、愛、ワンネスの体験、そしてそれを表現のクリエイションのチャクラで、ヨーガを通してみんなで何ができるかなーって思った時に、マントラ詠唱法だったの。そしてKevinさんのキルタンに出会えて、上の方のチャクラワークが完成したなー。素晴らしいワーク。

 

K: キルタン、チャンティングはバクティヨーガといって、昔からのヨーガの主流の方法なんだ。

愛のヨーガであり、献身のヨーガ。

愛と献身の気持ちを表現して、歌うキルタンというワークは、感情ボディを開いてくれる。感情のボディは直接大きなるものと繋がるドア。感情を通して平和と智恵と至福の波動を体験するキルタン、チャンティングはバクティヨーガの実践法なんだよ。

 

キルタンは、思考を落として自分の感情を感じ、その感じる気持ちでみんなと一つになり、至福の中で調和する。この行為は人間にとって、とっても自然なことだよ。

 

M: うん、その行為がとっても自然なことだってわかる。誰かが歌っているコンサートを聞くのではなく、一緒に歌って参加して、その場をクリエイトするのが好きで自然。最近コンサート聞きにいっても歌っちゃう(笑)

 

K: そう、人が集まり、一緒にいて、歌う。

この行為によって人は他の人と繋がるんだけど、実は自分自身の本質に繋がる体験も同時にしているんだ。

みんな個性を持っていて、太陽が全方向に輝くように、色んな表現をして生きている。でもね、みんな同じ源から来ている。

みんな個性的な声で、歌い方で、表情で太陽のように自由に輝いてほしい。それを体験出来るのって、キルタンだな!と思っているんだ。

 

M: 確かに、キルタンの可能性はすごく感じています。

 

K: キルタンを歌っているとね、自分のことを知っていたつもりだったのに、さらに新しい自分の側面を見つける経験が多々ある。

いわゆる自分探しだね。

 

それには、

努力はいらない。

何かを学ばなくていい。

何かを信じなくてもいい。

誰かにならなくても立派にならなくても良い。

歌うことで、自分自身を満たすことが出来るようになり、

それは、他の周りの人や環境に振り回されなくなるから、

自分自身のマスターとなれる。

 

キルタンを日常に行じていると、悲しみや苦しみが訪れても、すぐに体験してリリースすることが出来るようになる。全ての体験は喜びとなるんだ。

 

これらの体験はこの文章を読んでいても、なんとなく頭で理解したと感じるかも知れないけど、実際に体験しないとわからない。

蜂蜜の味をいくら説明しても、実際に食べて見ないとわからないのと一緒。

チャンティングサークルに参加して、美味しい美味しい蜂蜜を実際にテイストしに来てね。

 

M:初めて参加する人とか、慣れていない人はどうしたらいいかな?

 

K: とりあえず勇気を持ってその場に来てみて。初めての人は、マントラも知らないし、歌うことにも慣れていないと、確かに歌うということは難しいかもしれない。色々な思考や感情が出て、歌うのが恥ずかしく感じるかもしれない。でも、少し輪の外の方でマイペースに聞いていてみて。波動が気持ち良いなって感じると思う。プレッシャーは無し。自分のペースで出来る範囲でいてね。

 

でも少しずつ口を開いて歌おうとみてもいいかも。キルタンは何度も同じ言葉を繰り返すから、その時初めて聞いた曲でも少しずつ歌えるようになってくる。そして少しずつ輪に入って来て。歌うことで一緒になろうよ。

 

M: うん、キルタン初体験の人にも来てほしいなー!私はウブドで色んなキルタン奏者をみているけど、Kevinさんのサークルが一番好き!曲の旋律も美しいし、とっても楽しい!その場にいる人がとっても幸せそうなの。横に座った人と仲良くなることもよくある。Kevinのおかげでウブドで友達が沢山できた(笑)

世界中を旅していて、500人とか、すごく大きいサークルをしたりしていますが、日本で開催するサークルは好きですか?

 

K: 国やカルチャーによって、レスポンスは様々。日本はね、初めはみんな緊張していて、始めはみんなとの距離を感じたりするけど、歌い続けると、少しずつみんなオープンになっていって、最後は一つのエネルギーの塊になって立って歌うサークルが多い。日本人のシャイや謙虚さを、こうやってキルタンの時に、剥がれて、こうやってバランスをとってるのかなって思う。キルタン時の日本人のワイルドさ、大好きなんだ。どんどん感情をリリースして、内側にスペースを作って、自由に歌って、踊ってほしいな!

 

M: はは、確かに日本人って普段は真面目に大人しいけどお酒を飲んで自分を解放している時が多いもんな。キルタンはその解放を、お酒を必要とせず、歌うことで出来るもんね。

 

K: そう、とても健康的でダイナミックな方法だよ。今回は11月末ごろまで日本に居るから、是非みんなどこかのサークルで歌いに来てね!!

 

M: Kevinさん、ツアー楽しみだねー!今回は関西を拠点に、東京、石垣島に行きます。

私もキルタンの時間がさらにいいものなるように、チャクラワークで貢献したいと思います。

みんなで一緒にバクティヨーガで愛に触れ至福の時間を楽しみましょう。

Kevin JamesさんとのJapanスケジュールはこちら

 

Kevin James 世界中を旅するキルタン奏者
http://www.kevinjameskirtan.com/

オーストラリアバイロンベイ出身のキルタン奏者。人々を魅了する彼の歌声に重なるギター、ハルモニウム(インドオルガン)、竹縦笛の演奏で様々なマントラのチャンティングを行い、ヒーリングの輪やチャンティングの輪を世界中に伝えている。 Masumiも彼からキルタンの世界へと誘われた。世界中のパワースポットに出かけ、世界中の人々と歌い続ける旅人。是非彼のホールドするパワフルなキルタンを体験してもらいたいです。